年金受給開始が75歳に?選択できるという話だが将来は不安に

f:id:plustenup:20170719174551p:plain


年金受給開始で75歳という選択も
できるということが内閣府の検討会で
出て話題になっているようです。


75歳にならないと年金がもらえないのか!?
というと決してそういうわけではなく、
65歳で年金はもらえるけど、
75歳にまで伸ばして割り増しで
受け取るという選択肢があるという話のようです。


選択肢が増えるのはいいことのような
気がして、こういうことが始まると
どんどん支給年齢が上がっていって、
結局もらえないという流れになると
いうことが見えてきてしまいますよね。


75歳まで働けるのか

高齢化社会になって75歳まで
働けばいいじゃないかということですが
本当に75歳まで働けるのでしょうか。


さすがに60歳を過ぎると病気をする人も
増えてきますし、体力的にもそこまで
働くということはできなくなります。


また思考能力だって全員が全員
適したままになっているとは限りません。
仕事上のミスが増えてきたりすることも
出てくるでしょう。


デスクワーク出ない人は厳しいかも
しれませんし、デスクワークといっても
最新の技術・知識がいるような仕事で
本当に全員ができるのかということに
なってしまいます。


だからといって、これまで会社である程度の
地位を築いてきた人が、突然アルバイト扱いに
なって下として働くということ。
これが日本の中ですんなりと受けられるのかと
いうと、そう簡単にはいかないでしょう。


ただ法律で再雇用を謳うだけでは
やっかい払い的な仕事しか用意されない
可能性も高く、やはりやめてしまうということにも
なりかねません。


この件についてのコメントを見てみても


75歳まで働けと。
ふざけるな!!


段々、年金の開始歳が先送りにばったら、誰も年金なんか払わなくなる。


勘弁してよ、今まで払った分利息いらないから返してほしい。


日本は厳しいなぁ…。一生なんか働きたくないです。まさにこの世は生き地獄。


将来にわたってお金の心配をしなくても良い人が、年金支給時期の議論をするのはやめて頂きたい。

 

持病があるのに受給開始年齢の問題のため
仕事を辞められない人が既にいます。


こういった反応が出ています。
当然の話ですよね。


今議論されているのはあくまで選択の話で
あって75歳強制ではないので騒ぎすぎる
必要はありませんが、それでもさらに
そこから改定されてもらえなくなるという
リスクもあるということを考えなえれば
いけないのかもしれません。